いじめは自分の対話不足から生まれる。

「自分と対話することでいじめを減らそう」

 

いじめに悩まされている人は多い。

いじめは学校のみならず、職場でも存在しすべての人に共通する問題である。

いじめについて調べると、強い人が弱い人に対して嫌がらせをする行為と表現される。

弱い人か強い人は客観して判断することができない。

体が大きければいじめらない訳ではないし、

体が小さければいじめられる訳ではないからだ。

 

いじめは強弱ではなく、自分と他人を比較し、自分にないものを他人が持っていたときに生じる問題だと思う。

学生時代の私は、自分の持っていないものを持っている人がいると猛烈に嫉妬を覚えた。

いじめた経験がある複数の人に話しを聞いたが、

いじめた経験がある人は、「なんとなくムカついた」と答えた。

「なんとなくムカついた」という言葉を深掘りしていくと、

自分に持っていないものを持っていたということで、猛烈に嫌な感情を覚えたということだった。

 例えば、私の持っていないバックを、相手が持っていたことを発端としていじめが始まるのである。

 

自分と他人を比較する癖がある人は多い。

自分の持っていないものを他人が持っていると心の中で嫉妬心が芽生えることも少なくないと思う。

隣の芝生は青いということわざもある。

隣の芝生は青いというのは、自分のものと他人のものを比べると他人の方が魅力的に見えるという意味で使われる。

同じものを持っていても、比べてみると自分より他人の方が良いものだと思うのだ。

極端な話、他人のものはすべて魅力的に見えてしまうのだ。

また、いじめ問題を考えるときに忘れてはいけないことがある。

それは、いじめている人はいじめているという自覚がないことである。

いじめは自分が「いじめている」と思っていなくても「いじめてしまっている」ことがあるのだ。

例えば、

現在いじめをしている人に

「あなたは、今いじめをしていますが自覚はありますか?」

と質問すると十中八九、

「そんなつもりは毛頭ありませんでした」

と返答されると思う。

私はいじめた経験、いじめられた経験はない。

しかし、大学生になったときに高校三年生で同じクラスだった女性から本気で謝罪された。

詳細を聞くと、彼女は教育学部に進学し、いじめ問題を勉強していく中で私に対してやってしまったことを反省したようだった。

私はひどいことをされているなという自覚はあったものの、嫌がらせをされていただけで「いじめられている」自覚はなかった。

いじめというのは、自分の感覚を一切排除し、「いじめを受けている当事者」が「いじめ」だと思うか否かである。

いじめを無意識にしないためにも、相手に立場になることが重要である。

これは、コミュニケーションでも同じことが言える。

コミュニケーションが苦手な人には、

本人は伝えたつもりになっているが相手には伝わっていないという共通点がある

本人がいじめていないつもりでも相手がいじめを受けていると思っている可能性を考えないといけないのだ。

 

いじめを減らすには自分との対話を増やすことが重要だと私は思う。

いじめてしまうことは、自分と他人を比較することが原因の一つだ。

自分との対話を増やし、自分と他人を比較することを減らすことができればいじめは減っていく。

自分の対話を増やすということは、自分に対して質問を投げかけるということである。

 

自分に対して意識的に質問をしている人は少ない。

しかし、

メンタルをコントロールすることが上手な人で、自分へ質問をしていない人はいないぐらい自分への質問を大切にしている。

いじめ問題で考えてみると、

「なぜ、相手を嫌と思うか。」

「なぜ、その部分が嫌いなのか。」

というように、自分に対して「なぜ」を3回以上投げかけてほしい。

早い場合は、3回で何が原因なのか。

遅くても10回以上繰り返す中で、心の底で抱えている問題に気づけるとはずである。

いじめ問題は、早急に対処したい問題である。

いじめの根底は、自分との対話不足から生まれてくると思う。

他人をコントロールすることは困難である。

自分をコントロールすることは可能である。

最後に読者には、

「私が誰かをいじめてしまっているとしたら、誰で何をしているだろうか」

という質問をしてほしい。

 まずは自分から行動を改めることがいじめ問題を減らす一歩だと思

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古山有則

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古山有則 koyama akinori

*作家 *軟式野球国体優勝経験ありメンタルトレーナー

*1万冊読了済み読書家

*月5000PVブロガー

「今のために、今までがある」 人生経験、読書経験の集大成を発信中。

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