旅に出るのは新しい自分に出逢うため。

「旅に出るのは新しい自分に出逢うため」

カレンダーをめくり、祝日と連続する休みを見つけると、旅行に行きたいと思う人は多い。

旅行と聞くと、国内・海外旅行を即座に頭に思い浮かべるだろう。

例えば、私は茨城県の土浦市に住んでいるが、

東京に用事があるとき、電車で1時間の距離を電車で向かう。

これを旅行とは認識しないだろう。

しかし、東京とは逆の方面である福島県に向かう場合を考えるとどうだろうか。

私はすっかり旅行気分である。

旅行とは、自分の行き慣れていない場所に足を運ぶことだと私は思う。

この解釈で考えると、距離は関係なく、足をあまり運んでいない隣町に行くことも広義の意味で旅行だと言える。

広辞苑で調べると、

旅とは、定まった地を離れて、ひととき他の土地へ行くことを指す。

今、あなたが拠点とする場所から少しでも離れれば、それは旅行だと思っていいのだ。

今の時代は、インターネットを活用すると、お手軽に旅先の情報は手に入り、ネットで検索して、旅行気分も味わうことができる。

少しスマホをいじれば、旅行に行かなくても、何が有名でどのような歴史があるのか知ることができてしまうのだ。

私はこれを否定しているわけでない。

以上を踏まえて、私の読者には旅に出かけて欲しいのだ。

 

旅に出ることは新しい自分に出逢うことである

例えば、あなたが旅行に行こうと思ったとき、場所・予算・計画など、考えることはたくさんあると思う。

 

旅に出るには、どこに行くのかという計画力が大切になってくる。

旅に出るには、なにを買うのかという決断力が大切になってくる。

旅に出るには、新しい価値観を自分に落とし込む理解力が大切になってくる。

 

あなたが旅に出ようと思うときは、どのようなときであろうか。

心にエネルギーが欲しいときではないだろうか。

平凡に繰り返される日常に、スパイスとなるエネルギーが欲しいのだ。

 

旅に出かけると、国内・国外に限らず、

今までの価値観が井の中の蛙大海を知らずということに気づいた経験は誰しもあるはずだ。

でも、あなたは気づいているだろうか。

あなたの住んでいる場所に、他の人が足を運ぶとそれは旅になるのだ。

 

私たちは同じ景色を繰り返し歩んでいるため、目の前の珍しいものでさえ、当たり前になってしまう。

盲点という感覚に近く、

私たちが見えるものは観光客には見せず、私たちが見えないものが観光客には見えるのだ。

旅を通じて学ぶことで、今いる場所の当たり前にも気づけるようになるのだ。

 

旅で学んだことはこれからの人生で生き続ける。

金沢に行き、兼六園の前にある1つ1000円の金箔のソフトクリームを食べ、

金箔は味がしないものだと学んだ。

札幌に行き、車で函館に向かう際に、北海道の広さとのどかさは、足を運んだ人でないと分からないものだと学んだ。

名古屋に行き、名古屋城を初めて見たとき、小学生時代に社会の教科書で見た光景と同じ景色を確認し、知っていることと見たこととの差には雲泥の差があることを学んだ。

オーストラリアに行き、メルボルンにある大きな図書館に行ったとき、

平日の昼間から黙々と勉強に励む60代の男性から、勉強は貪欲にしてこそ楽しいものだということを学んだ。

 

 

 

 

 

旅に行き、学んだことで、あなたは今までに知らない自分に出逢うのである。

例えば、

金沢に行き、食べる前から味を想像してしまい食べず嫌いになっている自分がいることと気づいた。

北海道に行き、広さを安易に「広い」という一言で片付けていることから、言語化することから逃避している自分がいることに気づいた。

名古屋に行き、知っているというだけで満足してしまっている自分がいることに気づいた。

オーストラリアに行き、学んでいるつもりになり、天狗のように鼻が伸びてしまい、心には贅肉がついているという慢心した自分がいることに気づいた。

 

 

旅行に行って新しい自分に出逢えないということはまずありえないのだ。

旅に出るのは、新しい自分に出逢うためだ。

旅に出るのは、自分自身を知るためだ。

旅に出るのは、自分を好きになるためだ。

 

さあ、旅に出かけよう。

 

 

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古山有則

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古山有則 koyama akinori

*作家 *軟式野球国体優勝経験ありメンタルトレーナー

*1万冊読了済み読書家

*月5000PVブロガー

「今のために、今までがある」 人生経験、読書経験の集大成を発信中。

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