「この仕事やっといて。」
社会人１年目の頃は、上司に言われたこの言葉に対して、
その場で手をつけた。
その日の午後一に、上司のチェックにまわすと、
「え・・・。これ別に今すぐじゃなくてよかったのに・・・」
なんて言われた。
当時の私は、心の中で
「先に言えよ。」と思っていたんだけど、これは間違えだということに気づいた。
正解は、「いつ頃までに仕上げたらいいですか？」と確認することだったんだ。
つまり、「期限」を知ることだ。
期限を分からなくては、
その仕事の緊急度を把握することができず、
優先順位をつけることができなくなる。
過去を思い返せば、いくらだって成長の種は眠っている。
「期限のない約束って、約束と言えると思うか？」
「言えません。」
「いつか機会があったら・・・というメールを頂いて、機会があったことって
俺は１度もないんや。
私は、『いつか・・・』という言葉を聞いた瞬間に、この人とは今後仕事したくないなと思う。
例えば、一緒に仕事をしようと口約束で言われたとしよう。
私はウキウキで、原稿を仕上げたとして、相手に提出したとしても、
きっとオロオロしてパニックを起こすと思うんだ。
あれは、リップサービスですよ、と言わんばかりの顔をしながらね。
期限が設けられていない約束は、約束ではなくて寝言なのさ。
起きているのに、寝言。
滑稽やろ？（笑）
だから、そのような人の話は、話半分で聞くようにしたらいい。
本気の人だったら、
２４時間以内に連絡がくるはずだ。
本気ということは、命がけってこのさ。
命をかけているのに、１ヶ月後に、準備ができましたとノコノコ連絡してくるのは
考えられないね？
準備に時間がかかるとしたら、
必ず、進捗状況をメールしてくるはずなんだ。」
「いつか」が口癖になっている、いつか星人とは、今日でおさらばしよう。
始まりは、まずお尻を決めよう。
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古山有則
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