「一言」の重要さを教えてくれた老夫婦へ
火曜日の午後のことだった。
今日は、スタバでゆっくりコーヒーを飲みながら物思いにふけようと思い、家を出た。
スタバに到着した私は、ホットコーヒーを飲みながら、本を読んでいた。
すると、老夫婦が隣の席に座った。
ふと、隣の老夫婦が困っていることに気がついた。
聞こうとしなくても、こんな声が聞こえてきた。
「スタバのWi-Fiに繋がらないわね。壊れているのかしら。
マークは画面に表示されているのに。
おかしいわね…。」
この話はエスカレーターし、
「もうここのスタバには2度とこない」と言っていた。
居ても立っても居られず、
私は、「お困りですか?」と声をかけてみた。
(聞こえていた悩みについては、解決できると思ったし、それ以外のことを聞かれても
力になれる自信があった。)
すると、
「お困りです!」とはっきり言われてしまった。
内容を詳細に聞いてみると、やはりスタバWi-Fiに接続できずに悩んでいた。
私自身も、スタバWi-Fiに接続できずに悩んだ経験もあり、
「これマーク付いているだけではだめで、ログインが必要なんですよ」と会話しながら、終いには、「よかったらやりましょうか?」と話していた。
2台のスマホ画面を老夫婦に、見せながら、説明し、
3分もかからず解決した。
「ありがとう」
この言葉を頂いただけで、素直に嬉しかった。
ただ、ここで話は終わらなかった。
私のテーブルの上に、置かれていた本を見ると
「本読むの好きなの?」
と聞かれた。
「好きです。」と私は答える。
質問はこれだけで終わらず、
・なぜ本が好きなのか?
・本を読むきっかけは何だったのか?
・好きな作家は誰なのか?
・どうやって本を読むのか?
…上記の質問の3倍は聞かれただろう。
もちろん、私は、「本」についてこだわりがあるので、こちらも身を乗り出して話していた。
すると、
「実は、私出版社で働いていてね…興味があったんだ。」と教えてくれた。
私もいずれ作家として、言葉を通じて1人でも多くの人の心を豊かにしたいと本気で思っているから、思わず、ドキってした。
もちろん、そこで連絡先や名前を聞くことは簡単にできたが、しなかった。
近いか遠いかわからないが、必ずこのスタバで再会できると思ったからだ。
今、この瞬間に自分を売り込むのは、時期尚早だと思った。
その分、会話できる時間を精一杯楽しんだ。
もしも、私が一言「お困りですか?」と声をかけなかったら、この話しがブログに書けることは絶対になかった。
たった一言。
この一言を私が発しただけで、
老夫婦と私の3人が笑顔になったんだ。
少しだけ勇気を出しただけ。
「お困りですか?」と言うのなんて、時間にして1秒もかからない。
一言、声をかけたことによって、
「もうスタバには2度行かない」と言っていたのが、
「またスタバで会えるかもしれませんね」に変わっていたんだ。
思わず、心が熱くなったのを覚えている。
「一言」の重要さを教えてくれたあなた、本当にありがとう。
実は、あなたにまた再会できるように毎週火曜日はスタバに行ってます。
いつもあなたに支えられています。
…古山有則
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いつもあなたに支えられております。
以上です。
古山有則
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