私の嫌いな食べ物について

私の嫌いな食べ物について

食べると同時に、プシューッと果汁が溢れてくる。

単刀直入に言おう。

私はトマトが嫌いだ。

 

小学生の頃、食べたときに、

トマトは一生食べずに生きていこうと決めた。

サラダで、トマトが入っていると、トマトが触れていないところを食べる。

私のトマト嫌いは徹底されている。

甘いトマトもあると聞くが、甘さをトマトに求めなくてもいいだろうと思う。

 

トマトを作っている農家さんには非常に申し訳ない。

暑い中、手間暇を散々かけているというのに。

 

嫌いになると、気づくと、食べることならチャレンジしなくなる。

過去の苦いトラウマが蘇り、私の人生と交わらないようにする。

私は嫌いなものを克服しようとは思わないのだ。

 

苦手だったコーヒーは、飲んでいるとかっこいいというイメージがあった。

克服したいと思ったので、

時間と場所を変えて、飲めるかどうかをチャレンジをしてきた。

 

私はトマトに関しては、時間を変えようが場所を変えようが

嫌いを克服しようと気持ちは一切ない。

 

私は、人生からトマトを切り離した

交わることは一切ない。

 

嫌いなものを、自分の人生から切り離すと気持ちがスッと軽くなる。

会社の飲み会で、

サラダにトマトが混ざっていても、私は取らない。

お弁当にトマトが入っていても、手をつける前に、周りの人に譲る。

 

私は、嫌いな「食べ物」に関しては徹底的に避ける。

しかし、嫌いな「人」に関しては徹底的に良い顔をしてしまっていた。

 

学生時代の私は、嫌われることが極端に怖かった。

 

休み時間、私がトイレに行き、戻ってくると

大きな輪ができていたときは

「自分の悪口を言っているのではないか?」

と不安になったものだ。

 

どんな人にも良い顔をしてしまう。

例えば、

文化祭でクラスの出し物を決めるときは、必ず多数決に投票した。

少数派の投票してしまうと、

嫌われる可能性があるからだ。

 

様々な意見を求められても、

「良いと思うよ。」

と、NOをいうことを極端に嫌った。

私は、嫌われることと正反対の良い人になろうと必死だった。

 

友人が悩んでいるという話を聞くと、

「どうしたの?」

と連絡して悩みを聞いた。

カップルの悩みを板挟みになったこともあった。

 

どうしてお節介とも思われることをしたかというと、嫌われたくなかったからだ。

誰かのために何かをしていないと不安になる。

 

少しでも、自分は良い人になりたいと自分の好感度をあげるのに必死だった。

 

私は、自分のことを好きでいてくれる人よりも

自分のことをあまり好きに思わない人に媚を売ってしまっていたのだ。

 

「古山は誰にでも良い顔をする」

と噂になり多くの人に嫌われたと思う。

 

私の仲の良い人から

「Aさん、お前のことものすごく嫌っているらしいな」

と言われると、不安で居ても立っても居られなかった。

 

私は、嫌われないようには、八方美人になっており、その結果多くの人に嫌われてしまったのだ。

 

現在の私は

嫌いな人とは1秒たりと関わりたくないと思っている。

 

多くの本や過去の経験から、

嫌いなものと関わっている時間は無駄ということを学んだからだ。

私にとっては、天と地がひっくり返るぐらいの変化だった。

 

SNSで私の価値観を発信していると、

批判や否定されることがある。

 

そのときに、今までだったら、返信をしたり、批判をしてきた人のことを調べていたりしていた。

しかし、今は違う。

価値観が異なり、批判や否定してくてくる人とは、ブロックをする。

つまり、私の人生から切り離すのだ。

はじめに紹介した、私の嫌いなトマトのように。

 

私は、自分の好きな人だけに囲まれて生きていきたい。

嫌いな人に使っている時間は1秒たりともない。

 

私の「メリットになる」と言われても

損か得かで物事を考えない。

私は、ひたすら好悪で決める。

もっと言えば、好きか嫌いかで物事を決める。

メリットはあっても、嫌いなことはしないし、

めんどくさいことでも、やってみようかなと「好き」があればする。

 

好きな人にアドバイスを頂けば、

迷わず行動するようにしている。

 

今までは、嫌いな人にも時間を使っていたので、好きな人との時間は制限されていた。

今は、嫌いな人や物に対する時間を一掃しているので、

好きな人に時間を思う存分使うことができる。

 

私のことを嫌う人には

もちろん本人には伝えないが「ありがとう」と思うようにしている。

「私のことを嫌ってくれてありがとう」

嫌いな人に使う時間はないことを教えてくれるだけでなく、

好きな人にもっと時間を使いなさいと合図をくれている。

少なくても私はそう思うようにしている。

 

人生は1回しかないし、人生は短い。

自分の嫌いな人に使う時間は、1秒たりとない。

 

私の最期に、

「嫌いな人に時間を大幅に使っていて、やりたいこと全然できませんでした」

と後悔したくない。

 

だから、勇気を持って、あなたのことを嫌う人には「ありがとう」と思ってみよう。

私を「好き」のスパイラルに突入させてくれたんだね。

そう思うと心が軽くなり、生きやすくなる。

 

私の嫌いな食べ物の「トマト」のおかげで

今、とても充実して生きています。

 

 

 

 

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古山有則

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古山有則 koyama akinori

*作家 *軟式野球国体優勝経験ありメンタルトレーナー

*1万冊読了済み読書家

*月5000PVブロガー

「今のために、今までがある」 人生経験、読書経験の集大成を発信中。

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